雑誌Casa BRUTUS最新号にスリランカを代表する建築家ジェフリー・バワのホテルが!! 今号のタイトルは『死ぬまでに泊まっておくべき100のホテル』(2014-4-10号)。その中に建築家ジェフリー・バワ(Geoffrey Bawa 1919年~2003年)とそのホテルが15頁に渡りクローズアップされています。
スリランカを代表する建築家ジェファリー・バワは、世界中にラグジュアリーなリゾートホテルを展開するアマン・リゾーツの建築家ケニー・ヒルらに多大なる影響を与えた人として知るひとぞ知る存在。海外では、アジアンリゾート建築の第一人者として有名です。その建築は、いずれも地形やそこにある自然を徹底して活かしており、自然と建物、内と外とが渾然と溶け合ったダイナミックな空間となっています。そこに居るだけで、ゆったりとした独特の時空に包まれるようで、しばし時を忘れてしまいます・・・。
紙面で紹介されているのは、バワ建築の原点ともいわれる「ルヌガンガ/Lunuganga」、「No.11」、「ヘリタンス アフンガッラ/Heritance Ahungalla」の3箇所→雑誌公式ウェブサイト
*2014年1月のロケで「ヘリタンス カンダラマ」に宿泊したショコタン(中川翔子さん)も、番組の中で「自然とホテルが結婚してる!!!」と、ブログでも「スリランカに来たら絶対泊まるべし!!!」って強調してました。
*ゴールの「Bluewingライトハウス」に宿泊した田尾安志元監督も、海と岩とホテルの融合に感動されていました。
スリランカに立ち寄ったら、ぜひ、バワが設計した建築に立ち寄っていただきたいです!
ジェフェリー・バワの主な作品
・ジェットウィング・ライトハウス(Jetwing Lighthouse/ゴール)・・バワ晩年の傑作ともいわれるホテル。インド洋の先端を独り占めしてるかのような眺望。ロビーから眺めるインド洋に沈む夕日は絶景です。
・ヘリタンス・カンダラマ(Heritance Kandalama/ダンブッラ)・・バワ建築唯一の内陸リゾートホテル。森林とホテルが融合し、最終的には緑に覆われる設計。バワ建築を代表する傑作の1つです。
・サ・ブルーウオーター(The Blue Water/ワドゥワ)・・ホテルの中を水が流れ、海と建物が一体化。バワ最後の作品。
・ザ・ヴィラ ベントタ(The Ville Bentota/ベントタ)・・もともとバワの別荘だったもの改築たもの。小規模なブティックホテル。
・ベントタ・ビーチホテル(Bentota Beachi Hotel/ベントタ)・・初期の作品。バワとともに仕事をしてきたアーティストのオブジェも必見。
・ヘリタンス・アフンガッラ(Heritance Ahungalla/南西海岸アフンガッラ)・・ロビー、プール、ビーチ、海へと段階的に変わる。バワ以降、リゾートホテルの定番となった“インフィニティープール”は、このホテルが発祥の地です。
・ジェットウィング・ラグーン(Jetwing Lagoon)・・バワが最初に手がけたホテルを、2012年にリニュアル再オープン。
・ヌルガンガ(Nuruganga)・・理想郷を求めて作った自身の別荘。現在はホテルとして宿泊できる。
・ナンバー11(Number11/コロンボ)・・バワのコロンボの自宅。現在一般公開されており、部屋数は少ないが宿泊も可能。
・パラダイスロード・ザ・ギャラリー・カフェ(Paradise Road The Gallery Cafe)・・バワの事務所だった場所で、現在はカフェとしてリニュアルしたもの。観光客にも人気のスポット。
・その他/シーマ・マラカタ寺院、国会議事堂、ルヌフ大学、大阪万博のコロンボ館など